
カメラに興味があったりするものの、何を撮りたいか明確じゃないことがあります。
というか、最初は、何を撮りたいかなんてわからないことが普通のことです。私も7Dを買ってしばらくの間、何も撮りたいものがなく、全く写真を撮りませんでした。
何を撮りたいのか明確な目的が無いまま、カメラ選びをするとほとんどエントリータイプでデジタル一眼レフのレンズキットになるんではないでしょうか。
そうした場合、マクロでもなく、超広角でも魚眼でもなく、望遠でもなく、単焦点でもないレンズだど、撮ってみた写真もいまいちパッとしない。なんだか没個性な気がする。
でも、持ってるレンズで撮られた写真を写真投稿サイトで見てみると、すごく綺麗でカッコいい写真が出てる!
そうすると、自分のセンスがないから?持ってるカメラが違うから?なんて思い、おもしろくない!つまんない!になっちゃいます。
カメラ初心者は、こうして、ネガティブなスパイラルに陥り、なおさら何を撮りたいのかわかんない状況にさらにハマっていくことになります。
このような、おもしろく感じていない時の何を撮りたいのかわからない状況でいるうちには、安い望遠レンズをおすすめしても興味ないもんです。おもしろく無いのにさらにレンズを買いたく無いはずですよね。
でもでも、あなたはきっと、せっかく買ったカメラで、写真を楽しみたいはずです。だからこそ、どうしたらいいのか悩んでいらっしゃると思います。
安心して下さい。解決策はあります。
何を撮りたいのかわからないから、これを撮りたいけどどうしたらいのかわからないまで、大幅にレベルアップできます!
え?結局わからないじゃんって?
そんなことはありません。これを撮りたいけどどうしたらいいのかわからないということは、撮りたいもの見つけられてるじゃないですか!
撮影の具体的手法を調べ始めれば、壁を乗り越えられたってことになりますよね。
いっぱい撮って、自分なりのこだわりを見つける
解決策はずばり、いっぱい写真を撮って、自分なりの「こだわり」を見つけることなんです。
こだわりがあれば、撮りたい写真が生まれます。撮りたい写真があれば、それを撮るのに必要なのは自分の技術なのか、それともそもそも他にレンズが必要なのかがわかってきます。
こだわりとは、欲求の現れなんですね。
こだわりを見つけるためには、いっぱい写真を撮ってみることが重要です。
やってみないことには、好みが自分では分からないからです。
分からないから撮らないのではなく、撮ったから分かることができるんですね。
では、何を撮りたいかわからない状況で、いったい何をいっぱい撮ればいいのかというと、ほかの写真を真似をする事から始めます。
写真を真似して撮ってみる
ほかの写真を真似していっぱい撮るとはどういうことかというと。
例えば、Instagramや写真投稿サイト、雑誌などで掲載されている自分がちょっといいなと思う写真と同じように撮ってみるんです。
一番おすすめなのは、季節が関係無く被写体が通年変わらないものが良いです。自分が住んでいる地域のモニュメントや公園や建物のシンボル、特徴的な山など良いでしょう。東京ならスカイツリーや富士山などですね。あとは、観覧車などあればよいですね。
良いと思った写真はシェアしておく
自分なりに良く撮れたなと思う写真は、Instagramで投稿します。
Instagramは本当におすすめです。なぜなら、ハッシュタグを付けて投稿すれば、ハッシュタグの投稿一覧に表示されますので、みんなにすぐ見てもらえます。すると、意外とたくさんのいいねをもらえるんです。
SNSに抵抗感があっても、Instagramならハッシュタグをつけて写真の投稿をすればいいだけです。コメントはあっても無くても良いでしょう。
Instagramでいいねを貰えれば、自分の写真が認められた気持ちになりますから、写真を撮るモチベーションになります。これは本当におすすめですよ。
惜しい写真を良くする方法を調べたり考えたりする
そして、一番大事なのは、惜しい写真をどうしたら良くできるかを考えることなんです。
この惜しい写真の基準は、まさに自分なりのこだわりに直結します。
もっとこうしたらいいかも、もっとあっち移動すればよかったかも、朝じゃ無くて夕方の方がよかったかも、晴れじゃ無くて雨の方が良かったかも、こんなレンズがあれば撮れるかもetc...
つまりこの時点で、何を撮りたいのかわからない状況から、これを撮りたいけどどうしたらいいのかわからない状況になれます。
あとは、試して試して、を繰り返せば、そのうち次はどんな写真を撮ろうかなと楽しく考えてることが多くなるんです。
ダメな写真は即削除する
忘れがちなのは、ダメな写真は即削除することです。
ダメな写真を残しておくと、整理するのも面倒ですし、後から見返した時にいちいち下手だった時のことを思い出してしまいます。特に、残しておくメリットは無いです。
ダメとは、狙って撮って無い、被写体ブレや手ブレ写真。高速連写した同じような写真。明らかに、被写体との間に入ってきた人がいるとかですね。
旅の思い出としてなら、ざっくり残しておくのも良いです。ただ、写真を撮るために出掛けた写真では、良い撮れた写真たちだけ残して、サクッと消しちゃってよいです。
だって、また写真を撮りに行きますからね!
最後に

楽しく写真を撮れるようにするには、最初の楽しく無い部分をどう楽しくするかにかかっているとも言えます。
今は、Instagramという即効性のあるリアクションを得ることができます。
うまく利用して、次のステップの足がかりにしちゃいましょう!